金融と終活の記録を預かるアプリだからこそ、「安全に管理します」という約束ではなく、そもそも漏れようのない作りにしました。どういう仕組みなのか、最後まで説明します。
多くのアプリは、あなたが入力した情報を会社のサーバーに預かります。だから安全の話は、どうしても「漏らさないように管理します」という約束になります。約束が守られているかどうかは、外からは確かめられません。
Keepyは、預かる場所そのものを作っていません。あなたの記録が集まるサーバーが、この世に存在しません。
だから「漏らしません」ではなく、漏らせません。約束ではなく、構造です。
会社が事故を起こしても、従業員が持ち出そうとしても、取り出す元がありません。開発者も、あなたが何を登録したのか知る方法がありません。
メールアドレスも、電話番号も要りません。ダウンロードしたら、そのまま使いはじめられます。
「まず個人情報を渡す」という段階が、はじめから存在しません。
やめるときの退会手続きもありません。アプリを消せば、それで終わりです。どこかに残ったアカウントを気にする必要も、削除依頼を出す必要もありません。
アクセス解析も、広告も、不具合の自動送信も、Keepyには入っていません。どの画面を何回開いたか、いつ使ったか、といった情報が集まる場所がありません。
Keepyが使っている外部の部品は、2つだけです。記録を保存する仕組みと、それを暗号化する仕組み。どちらも、情報を外に送る機能を持っていません。
「知らないうちに送られていた」という経路が、そもそも作られていません。
あなたの記録は、iPhoneの中に置かれるときも、そのままの文字では保存されません。AES-256という方式で暗号化されています。暗号を解く鍵は、iOSの「キーチェーン」という専用の金庫に入ります。
アプリを開くときは、Face ID・Touch ID・パスコードで本人確認をします。
端末を落としても、拾った人はロックを超えられません。
安全の話でいちばん大事なのは、「送っていません」と言い切ることではなく、何を送っているのかを全部書くことだと考えています。Keepyが外とやりとりするのは、次の場面です。
よく使われるサービスのロゴは、あらかじめアプリに入っています。その場合は通信すら起きません。取ってきた画像は端末に保存されるので、次からは通信しません。
お支払いはAppleが扱います。Keepyがカード番号を受け取ることも、見ることもありません。はじめてバックアップを作ったときなどに、App Store のレビューの画面が出ることがあります(Apple の仕組みで、評価するかはご自身で選べます)。
PayPalで払っているサブスクを解約済みにしたときだけ、「PayPalの自動支払いも止める」という案内が出ます。押すと PayPal の自動支払い管理ページが開きます(サービスを解約しても PayPal 側が残ることがあるためです)。
バックアップとして書き出されるファイルは、暗号化されたままの状態です。だから、iCloud Driveに置いても、パソコンに移しても、家族に渡しても、ファイルを開いただけでは中身が読めません。
守っているのは置き場所ではなく、ファイルそのものの状態です。どこに置いても中身は読めません。
開けるのは、復活カギ8語を持っている人だけです。8語は2048語の中から選ばれるので、順番に試して当てることは現実的にできません。だから、カギは記録とは別に保管してください。
ただし、共有フォルダに置く引き継ぎガイドには、既定で復活カギが載ります(ご家族が復元するのに必要なためです。「復活カギをガイドに載せる」で変えられます)。そのフォルダを見られる人は、バックアップも開けることになります。共有する相手は、ご自身で選んでください。
ここまでの説明を信じてもらう必要はありません。ご自身の手元で確かめられます。
いちばん簡単な方法は、機内モードにすることです。通信を全部止めた状態で、Keepyを使ってみてください。
記録の追加も、編集も、検索も、家族への引き継ぎの設定も、通知も、バックアップの書き出しも、今までどおりできます。できなくなるのは、まだ持っていないロゴを取ってくること、購入と購入の復元、iCloud Drive への同期、リンク先を開くことです。
記録を使うのに通信が要らない、ということは、記録を預かるサーバーに頼っていないということです。
安全の話は、できないことも書かないと意味がありません。Keepyにも守れない場面があります。
法的な記載はプライバシーポリシーをご覧ください。ロゴの取得先の詳細は第3項に記載しています。
このページの内容は実装と照らして確認しています(最終確認日: 2026年8月19日)。