安全のしくみ

預けないから、
漏れようがない。

金融と終活の記録を預かるアプリだからこそ、「安全に管理します」という約束ではなく、そもそも漏れようのない作りにしました。どういう仕組みなのか、最後まで説明します。

1Keepyには、あずかる場所がありません

多くのアプリは、あなたが入力した情報を会社のサーバーに預かります。だから安全の話は、どうしても「漏らさないように管理します」という約束になります。約束が守られているかどうかは、外からは確かめられません。

Keepyは、預かる場所そのものを作っていません。あなたの記録が集まるサーバーが、この世に存在しません。

だから「漏らしません」という約束ではなく、あなたの記録を集める場所が、そもそもありません。外とやりとりするのは、第5項に書いた場面だけです。

会社が事故を起こしても、従業員が持ち出そうとしても、取り出す元がありません。開発者のもとに、あなたの登録内容が届く経路はありません。

2アカウントを作りません

メールアドレスも、電話番号も要りません。ダウンロードしたら、そのまま使いはじめられます。

「まず個人情報を渡す」という段階が、はじめから存在しません。

やめるときの退会手続きもありません。アプリを消せば、それで終わりです。どこかに残ったアカウントを気にする必要も、削除依頼を出す必要もありません。ただし、iCloud Drive や共有フォルダに置いたバックアップと引き継ぎガイドは、アプリを消しても残ります。いらなくなったら「ファイル」App から削除してください。

3あなたを追いかける仕組みを、一つも入れていません

アクセス解析も、広告も、不具合の自動送信も、Keepyには入っていません。どの画面を何回開いたか、いつ使ったか、といった情報が集まる場所がありません。

Keepyが使っている外部の部品は、2つだけです。記録を保存する仕組みと、それを暗号化する仕組み。どちらも、情報を外に送る機能を持っていません。

「知らないうちに送られていた」という経路が、そもそも作られていません。

4端末の中でも、暗号化して保管します

あなたの記録は、iPhone・iPadの中に置かれるときも、そのままの文字では保存されません。AES-256という方式で暗号化されています。暗号を解く鍵は、iOSの「キーチェーン」という専用の金庫に入ります。ただし、ホーム画面のウィジェットに表示するための要約(これからの支払いのサービス名・金額・日付、カード名と引き落とし予定額など)は、ウィジェットが読めるよう暗号化せずに端末内に保存されます。設定の「通知設定」で「通知に金額・サービス名を出さない」をオンにすると、この要約にも名前と金額を残しません。

アプリを開くときは、Face ID・Touch ID・パスコードで本人確認をします。アプリを離れてから短い時間のうちに戻ったときは、確認を省きます(設定の「自動ロックまでの時間」で、すぐ・30秒・1分〔最初の設定〕・5分・10分から選べます)。

端末を落としても、拾った人はロックを超えられません。

ロック画面の「ご家族の方はこちら」からは、ご家族に渡した4桁の家族用パスコードでも入れます(見られる範囲は、家族ごとに決めた範囲だけです)。家族用パスコードは続けてまちがえると待ち時間が延び、合計20回まちがえると、オーナーが本人確認するまで使えなくなります。

5外に出る通信は、これで全部です

安全の話でいちばん大事なのは、「送っていません」と言い切ることではなく、何を送っているのかを全部書くことだと考えています。Keepyが外とやりとりするのは、次の場面です。

あなたの iPhone・iPad記録は暗号化して、端末の中に置きます(ウィジェット用の要約は第4項)
  1. ロゴを取ってくるとき→ Logo.dev・Apple・サービスのサイト・Google名前などの言葉だけドメイン名・アプリの番号(「自分でロゴを取得する」ではサービス名など)
  2. 購入の確認・購入→ Apple(App Store)登録内容なし購入したかどうかの確認と価格の取得。登録内容は渡しません
  3. 解約の手続きに進むボタン→ Safari で開く窓口・Google 検索名前などの言葉だけ検索のときだけ、サービス名と目的の言葉
  4. iCloud Drive へのバックアップ→ Apple(iCloud Drive)暗号化したまま暗号化したバックアップ(.enc)
  5. 共有フォルダへの書き出し→ 選んだフォルダと、共有したご家族読める文書を含む暗号化したバックアップ(.enc)と、暗号化していない引き継ぎガイド(PDF)
  6. 共有シートで渡す→ ご自身で選んだ先読める文書を含む暗号化したバックアップ(.enc)、引き継ぎガイド(PDF)、「Keepyの使い方を家族に送る」の文
  7. お問い合わせ→ 開発者(メール)読める文書を含むご自身で書いた本文と、アプリの版など。送る前に確かめられます
  8. リンクを開く→ 押したリンクの先登録内容なし押したリンクの先が開きます
くわしくは下の一覧をご覧ください。この一覧にない場面で、外とやりとりすることはありません。

サービスのロゴを取ってくるとき自動

送るもの
ドメイン名(例: netflix.com)か、App Store のアプリの番号だけ。「自分でロゴを取得する」を押したときは、サービス名(や入力した言葉)で App Store を検索し、Web サイトから探すときは入力したドメインを問い合わせます
送らないもの
金額、契約日、メモ、氏名、家族の連絡先は送りません。送るのは上に書いたドメイン名・アプリの番号と、「自分でロゴを取得する」で検索に使う名前(サービス名・カードや金融機関の名前)だけです
取りに行く先
Logo.dev / Apple / そのサービス自身のサイト / Google(「自分でロゴを取得する」で Web サイトから探すときだけ)

よく使われるサービスのロゴは、あらかじめアプリに入っています。その場合は通信すら起きません。取ってきた画像は端末に保存されるので、次からは通信しません。

購入の確認・購入するとき・買い直しを復元するとき起動時と操作したとき

相手
Apple(App Storeの決済のしくみ)
内容
購入したかどうかの確認と、購入画面に出す価格の取得。Keepyがあなたの登録内容を渡すことはできません

お支払いはAppleが扱います。Keepyがカード番号を受け取ることも、見ることもありません。はじめてバックアップを作ったときなどに、App Store のレビューの画面が出ることがあります(Apple の仕組みで、評価するかはご自身で選べます)。

解約の手続きに進むボタンを押したとき操作したとき

起きること
Safariが開いて、そのサブスクの支払い方法に合った窓口を表示します。Apple ID決済なら App Store の登録一覧、Google Play決済なら Google Play の定期購入一覧、ドコモ・au・ソフトバンクと契約しているならその会社の会員ページ、それ以外はそのサービス名で Google 検索します(d払いなど携帯会社の決済では、会員ページも並べて案内します)。
送るもの
検索のときだけサービス名と目的の言葉(例:「Netflix 解約方法」。ご家族への指示によって「支払い状況」「名義変更」「手続き」になります)。金額・契約日・メモは送りません。App Store・Google Play・携帯会社の会員ページを開くときは、こちらから何も渡しません。
分かること
ボタンに「『Netflix』の解約方法を検索」「Google Playで解約手続き」と行き先がそのまま出るので、何が起きるか押す前に分かります

PayPalで払っているサブスクを解約済みにしたときだけ、「PayPalの自動支払いも止める」という案内が出ます。押すと PayPal の自動支払い管理ページが開きます(サービスを解約しても PayPal 側が残ることがあるためです)。

バックアップを iCloud Drive に保存するとき自動と操作したとき

送るもの
暗号化したバックアップファイル(.enc)。復活カギがなければ中身は読めません
いつ
「今すぐバックアップを書き出す」を押したとき。自動では、復活カギが発行されたあと(はじめてバックアップを作ったとき、または復元したとき)、内容が変わった状態でアプリを離れたときや、アプリに戻ったとき。iCloud Drive が使える端末だけで、自動の分は設定の「iCloud Driveに自動保存」で止められます
相手
Apple(iCloud Drive)

共有フォルダに書き出すとき設定したとき

置くもの
暗号化したバックアップ(.enc)と、引き継ぎガイド(PDF)。ガイドはご家族が読むための書類なので暗号化していません。家族用パスコード、既定では復活カギ、サービスへのメモなど、ご家族が手続きに使う情報が載ります
いつ
「今すぐバックアップを書き出す」「家族に共有・他の場所に保存」「引き継ぎガイドを作成」を押したとき。そのあとは、復活カギが発行済みなら、内容が変わるとアプリを離れたときなどに自動で書き直します(「iCloud Driveに自動保存」を止めていなければ。家族ごとにフォルダを分けている場合は「共有した」を押したご家族の分だけ)
相手
ご自身で選んだフォルダ(iCloud Drive など)と、そのフォルダを共有したご家族

共有シートで渡すとき操作したとき

起きること
「家族に共有・他の場所に保存」「別の方法で渡す(AirDrop・印刷など)」、共有フォルダを設定していないときの「引き継ぎガイドを作成」や家族の一覧の「ガイドを作って渡す」から、暗号化したバックアップ(.enc)や引き継ぎガイド(PDF)を、ご自身で選んだ先(AirDrop・メール・ファイルなど)へ渡します。「Keepyの使い方を家族に送る」では、ご家族のお名前・App Store の URL・問い合わせ先を書いた文を送ります(パスコードは入りません)

お問い合わせを送るとき操作したとき

送るもの
ご自身で書いた本文と、アプリの版・iOS の版・機種・最近のエラーの記録(長い数字などは伏せます)
相手
開発者(info@keepy.jp)宛てのメール。送る前にメールの画面で中身を確かめられます

リンクを開くとき操作したとき

起きること
マニュアルや引き継ぎガイドのページ、App Store のレビュー、登録したサービスの URL、連絡先の電話やメールなど、押したリンクの先が開きます

6バックアップと、家族への引き継ぎ

バックアップとして書き出されるファイルは、暗号化されたままの状態です。だから、iCloud Driveに置いても、パソコンに移しても、家族に渡しても、ファイルを開いただけでは中身が読めません。

守っているのは置き場所ではなく、ファイルそのものの状態です。どこに置いても中身は読めません。

開けるのは、復活カギ8語を持っている人だけです。8語は2048語の中から選ばれるので、順番に試して当てることは現実的にできません。だから、カギは記録とは別に保管してください。

ただし、共有フォルダに置く引き継ぎガイドには、既定で復活カギが載ります(ご家族が復元するのに必要なためです。「復活カギをガイドに載せる」で変えられます)。そのフォルダを見られる人は、バックアップも開けることになります。共有する相手は、ご自身で選んでください。

7疑うなら、確かめられます

ここまでの説明を信じてもらう必要はありません。ご自身の手元で確かめられます。

いちばん簡単な方法は、機内モードにすることです。通信を全部止めた状態で、Keepyを使ってみてください。

記録の追加も、編集も、家族への引き継ぎの設定も、通知も、バックアップの書き出しも、今までどおりできます。できなくなるのは、まだ持っていないロゴを取ってくること、購入画面の価格の表示、購入と購入の復元、iCloud Drive への同期、リンク先を開くことです。

記録を使うのに通信が要らない、ということは、記録を預かるサーバーに頼っていないということです。

8それでも、できないこと

安全の話は、できないことも書かないと意味がありません。Keepyにも守れない場面があります。

法的な記載はプライバシーポリシーをご覧ください。ロゴの取得先の詳細は第3項に記載しています。
このページの内容は実装と照らして確認しています(最終確認日: 2026年9月27日)。